2009年 06月 20日
キャンドルナイトの撮影方、の一例
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もうすぐ夏至、キャンドルナイトです。
室内でのキャンドル照明の撮り方、の1例を記事にしてみます。

注1・あくまでも一例で、これ以外の撮り方もたくさんあります。
注2・最優先事項は火傷をしない、ということ。
 知人で、カメラストラップを焦がした人がいます。
 必ずストラップは首からかけるように。
注3・この記事の写真はNikon D40レンズキット、jpg撮りっぱなし後補正なしです。
注4・だからと言ってD40を推奨しているわけではありません。
 すでに旧いカメラです、最新のD5000などで撮ればノイズ問題などもっと楽です。
注5・三脚使用を推奨します。



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最初にすることは、位置決め。
室内照明をつけたままで、キャンドルに火をつける前にすること。
火をつけてから印象は大きく変わりますが、ある程度の目星は決めておく。
食べ物を撮る時の基本は逆光で、手前をレフ板でおこす。
なので、この写真はキャンドルをワッフルの奧に配置して、
手前をレフ板でおこそうと考えている。
実際に点灯すると、思い通りにはいかないので後で修正する。
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最初はワッフルのみ2皿で、マグカップを加えることにした。
紅茶はぎりぎりまで注がない。
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だいたい決まったら撮影。
室内照明をつけたままで、火傷に気をつけてキャンドルに点灯。
室内照明を消して撮影。
Aモードで撮影、絞りは一番明るいF5.6に設定。
暗いのでLOというエラー表示がでるけれど、そのままシャッターを押す。
すると、3.6秒でシャッターがきれた。
これでは明るすぎるので、オートではなくマニュアル露出モードにする。
絞りはF5.6のままで、シャッター速度を1秒にセット。
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それがこれ。
キャンドル照明下で食べ物の細部まで無理に描写するよりも、
イメージ優先したので多少暗い印象でも気にしない撮り方。

ホワイトバランスはオートではなくて晴天にする。
オートにすると黄色い光が白くなってしまう場合がある。
また状況によってはオートのがいい場合もあるので、切り替えて試してみる。
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キャンドルでも太陽光でも、レフ板を使えば、
このように変化をつけることができる。
くれぐれもレフ板をキャンドルで焦がさないように。
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暗い所ではオートフォーカスがうまく作動しないことがある。
そんな時は、ペンライトをあてて明るい状況を作ってフォーカスロックをする。
そしてペンライトを消してシャッターを切る。
そうして撮ったのがこの左の写真。
部屋の照明を点灯するよりも早くすむ。
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ISO感度の設定。
三脚があれば感度は最低感度にする。
感度は上がれば上がるほどノイズが増える。
カメラの背面液晶で見ても、その違いはわかりにくいけれど、
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PCモニターで大きく拡大すると、ノイズの差がわかる。
1600の上、HI 1にするとノイズが多く発生する。

キャンドル撮影は三脚なしではかなり厳しく、手ぶれを防ぐには感度をあげるしかない。
ノイズが出ることは決して悪いことではなくて、そういう表現だとわりきればいいのだけど。
三脚がない場合は、テーブルに肘をついたり
極力カメラを固定するように心がける。

どうしても三脚なしで撮りたい場合。
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このように補助照明を使う。
学習用の電気スタンドでもなんでもいいので、低い位置で壁に光りをあてて、
やわらかい弱い補助光を作る。
強い光をあてると、キャンドルの光が消えてしまうので。
補助照明は高いところから当てない。
全体がフラットになってしまい、天井照明をつけたようになるので。
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これが補助照明をつけて撮ったもの。
ISO800 1/30秒 F5.6 手持ち。
三脚を使っても、手持ちでも、数枚撮っておくこと。
手ぶれをしなくても、キャンドルの炎が揺れて形が変わるので。

とにかく火傷には細心の注意を。
レフ板など素材によっては一瞬のうちに炎がまわるので。

風邪をひかない、怪我をしない、物を壊さない、人に迷惑をかけない、
写真を撮る者の最低限のマナーです。
撮影中にこの4つのどれか一つでも守ることができなかったら、
以後あなたの家族や友人は、あなたがカメラに触れることすらいやがるでしょう。


と、長々書きましたが、キャンドルナイトで、料理撮る人も少ないですね(笑)

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by sekigawa88 | 2009-06-20 21:48 | lesson


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