2010年 11月 29日
手持ち夜景の前準備 手ぶれの限界、ISOノイズ
デジタル一眼レフカメラで、三脚なしで夜景を撮る場合、
前準備として、以下のテストをしておくことをおすすめします。

このテストをする時は、ISOオートの設定をオフにして下さい

1.手ぶれすしやすくなる限界シャッター速度を確認。
f0168968_21164951.jpg

露出モードを シャッター速度優先モードにします。
ニコンは S
キヤノンはTv

同じ被写体をシャッター速度を変えて撮り比べます。
被写体を選ぶコツは、文字の入っている看板などがいいでしょう。
風で動く木々などは、手ぶれなのか風でぶれているのか判別がつかないので。
オートフォーカスの合いやすいものがいいです。
ピンぼけと手ぶれの区別もつきにくいため。
素敵な構図とか考えないでいいので(テストデータです)、
近所で撮ってみましょう。
f0168968_2117598.jpg

テストしたのは、以下の速度です。
f0168968_2117321.jpg

これを全部しなくてもかまいません。
シャッター速度は絞りの数字に比べれば覚えやすいものです。
1秒を基準に、半分の速度で刻まれています。
1秒
1/2秒
1/4秒
1/8秒
1/15秒
1/30秒
1/60秒
と、倍々でどんどん速くなります。
この基準速度だけでもテストしておきましょう。

さて、このテストですが、
カメラの背面液晶では区別がつきにくいので、PCで拡大表示して確認します。
f0168968_21181338.jpg

カメラの手ぶれ補正オンの場合は1/4秒でぶれました。
手ぶれ補正オフの場合は、1/8秒でぶれていました。
だいたいの目安です。
個人差もあるし、レンズや被写体などで変わります。
手ぶれという意識があってテストしたので、
お散歩撮影して歩きながら撮っている場合は、1/15秒でもぶれることが多々あります。
テスト撮影したのは、Nikon D3000レンズキット。
このレンズでは、1/15秒よりも遅いシャッター速度の場合、注意するようにしています。


2.ISOノイズテスト

ISO感度は低い数字(200)のほうが、ノイズがなくきれいな画像になります。
ISO感度が高くなると(1600)、ノイズが目立つようになります。
これもカメラ機種により大きく異なるので、自分のカメラがどれぐらいでノイズが目立つのか、確認しておきましょう。
ISOを変更して撮り比べます。
最低値が100と200の機種があります。
最高値も、1600までだったり、6400まであったりと機種により異なります。
「ISOオート」の設定は解除して、任意に感度設定できるようにしておきましょう。
f0168968_0201555.jpg

これも背面液晶ではわからないので、PC画面で確認しましょう。
ノイズは暗い影の部分に目立ちます。
(なので夜景撮影はノイズが目立ちやすいのです)
以下、拡大した写真です。
f0168968_21185446.jpg

f0168968_2119776.jpg

f0168968_21192241.jpg

f0168968_21193319.jpg

f0168968_21194290.jpg

暗い夜景を撮る場合は、絞りをどんなに開いても光量がたりないので、
シャッター速度が遅くなります。
すると、手ぶれを起こします。
その対策として、ISO感度を上げることで、同じ被写体でも速いシャッター速度で撮影することができます。
するとノイズが発生します。

手ぶれはしたくない、画質もきれいに、
それを望むのならISOは最低感度で、するとシャッター速度が遅くなるので、
三脚が必要になります。
それをあえて三脚なしで撮るのですから、ISOノイズやシャッターの手ぶれなど、
事前に確認しておきましょう。

極端なことを言えば、ブログに写真をはるだけなら、
ノイズも手ぶれも気にならないことのが多いのです。
でもプリントしたり、日頃PC画面で大きく見たりすると気になります。
ノイズが気になるのは、個人差があります。
上記のテスト画像の場合、、200と400の差はあまり気になりません。
800で目立ちはじめて、1600のノイズは気になります。
でも、400でのノイズに耐えられないという人もいるでしょう。
逆に1600でも気にならないという人もいます。
自分独自のデータというのを覚えておきましょう。

繰り返しですが、手ぶれテストやノイズテストは、
レンズや撮影条件で大きく異なりますので、あくまでも目安ということで。
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by sekigawa88 | 2010-11-29 21:20 | lesson


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