2008年 08月 08日
旅行写真について
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初級クラスの方から、旅行の撮り方の質問をいただいたので、
いくつか書いてみます。
あくまでも初心者へのアドバイスということで。




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1.バッテリーはフル充電、できれば予備を、充電器も忘れない。
 海外旅行の場合プラグの型だけでなく電圧が対応しているかも調べておく。
 記録メディアカードは、たいていの都市でも購入できるが、
 旅先でのバッテリーの調達は難しい場合が多い。
 バッテリー切れのデジカメは文鎮以下。

2.電車移動ではなくて車移動だとしても、撮影機材は必要最低限に。
 旅先で機材に振り回されることのないように。
 写真がうまく撮れないのはレンズのせいではない。
 交換レンズがないのなら、その時持っているレンズで撮れる写真を考える。
 ~~レンズがあれば、など考えても仕方のないことを考えない。
 フィルターなど小道具は旅にでる前に必ずためすこと。
 装着の仕方、その効果など旅先で悩むことないように。

3.旅先での感動は、そのままでは決して写らない。
 景色を見る時、目だけではなく五感で感動しているのだから。
 潮の匂い、海風の湿度、山の気温、森の音、色々な要素があるけど、
 カメラはそれらを記録しない。
 都市の喧噪風景を撮影する前に耳栓をしてみるとわかる。
 カメラには車のクラクションは聞こえないのだ。
 自分が何に感動して、どこを撮ろうとしているのか、
 またそれはどうしたら視覚として認識できるか考える。

4.人と同じものばかりを撮らない。
 有名な寺院などに行って、その全景を撮りたくなるのは当然の気持ちだけど、
 そればかりにこだわらない。
 絵はがきで買えるものは、それを買えばいいのだから。
 せっかく現地に赴いたのだから、ガイドブックなどに載っていないものを探す。
 ただの町並みも、見る人によっては新鮮な景色になる。

5.旅の目的にもよるが、写真撮影に重きを置く旅なら事前情報は多いほどよい。
 一日に数カ所回るのなら、たくさん撮る場所、そうでない場所を事前に決めて、
 時間配分をする、限られた時間を効率よく使う。
 その土地の日没時間だけは最低限調べておく。
 (旅のハプニングを楽しむ派は例外)
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6.広がりを表現する時は、横構図。
 高さを表現する時は、縦構図。
 横構図は安定感、安心感。
 縦構図は、非日常感。

7.通行人を疎まない。
 人を上手に効果的にうつしこむ。
 またすべての通行人に肖像権があることを忘れないこと。
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8.朝から晩まで写真を撮り続けない。
 必ず撮影の休憩時間をいれる。
 旅そのものを楽しむ余裕をもつこと。
 冷静になること、頭を冷やす時間を作ること。

9.暗いからとむやみにストロボをたかない。
 ISO感度を1600まであげて、ストロボ発光しないで撮る。
 暗い場所は、暗い写真でいい。
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10.望遠レンズに頼らずに、自分の足で1歩前にでる。
 初めての旅先では誰でも腰がひける。
 でも、遠くから望遠レンズを使って撮った写真ばかりだと単調になる。
 自分から1歩被写体に近寄ること。

11.旅の恥はかき捨て、ではない。
 撮影する時のマナーを守ること。
 通行の邪魔にならない。
 いきなり知らない人を撮らない。
 お店の場合、撮っていいのかどうか確認する。
 あらゆる風景、人、物に敬意を。
 そして、自分が安全であること、危ないポジションで撮影しない。
 撮影中に、盗難にあわないこと。
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12.撮った写真は整理して誰かに見せること。
写真は人に見てもらうことで上達する。
写真を人に見せる時に構成、リズムを考えること。
アップの写真、ひいて全景が写っている写真、風景、人物、食べ物、小物、
これらをリズムよく並べて人に見せると、枚数が多くても飽きられない。
(また、そういう撮り方を日頃から心がける)
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最後に。
旅を楽しむこと。
撮影に失敗してもくよくよしないこと。
失敗したら、またいつか行けばいいのだから。
Enjoy!

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by sekigawa88 | 2008-08-08 00:14 | lesson


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