2008年 11月 24日
11月初級クラスの方へ 補足
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先日の新宿御苑でのワークショップの補足です。



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2回目は、ホワイトバランス、露出補正、構図のお話をしました。
つめこみすぎたので、内容を整理します。
カメラ操作としての、ホワイトバランス、露出補正はすでにできると思います。
問題はそれらの使い方ですね。
「こういう状況では、こういうホワイトバランスにする、露出補正をする、構図にする」
という考え方ではなくて、
何かを見て、それをどう表現するのかを決めてからカメラ操作になります。
新宿御苑の混雑している様子を写すのか、銀杏の黄色を写すのか、
寒さを写すのか、等を最初に決めます。
そして、それを伝えるのに、どのポイントを主役にするのかを決めます。
葉なのか、木の幹なのか、地面なのか、空なのか、池の水か、
一番撮りたいものを一つだけ決めて下さい。
この時に欲張らないこと。
あれもこれも撮りたいと思う気持ちもわかるのですが、
一枚の写真に、3つ以上の情報を入れないことです。
何も考えないでシャッターを押すと、写真はたくさんの情報が写りすぎます。
人間の目は常に動いていて、多くの情報の中から必要なものだけを脳に送るようになっています。
ところがカメラはレンズの前にあるものを選別することなくすべて記録します。
そういうわけで、引き算をしましょう。
自分が一番伝えたいもの、撮りたいもの。
それ以外のものを頭の中で排除します。
とは言っても、テーブルの上に並ぶ小物ではないので、木やビルをどかすことはできません。
なので被写体のまわりをぐるぐる動いて、主役が一番よく見える角度を探します。
次にそれを引き立たせるための脇役を決めます。
映画には主役と脇役が必要です、主役ばかりでは物語になりません。
自分が撮りたいものが決まってから、構図を決めます。
カメラは縦にするか、横にするか。
それぞれどのように見えるかを考えます。
画面の四隅を見ること、画面をすべて使いましょう。
スケッチブックの真ん中だけでデッサンをしないように。
次にピント。フォーカスロックを使って、主役にピントを合わせます。
それから、露出補正、ホワイトバランスになるのです。
写真を撮るときに、カメラのことばかり考えないようにしましょう。
肉眼で見る作業が8、カメラ操作が2、ぐらいで。
この考え方は、風景を撮るときも、料理を撮るときも、猫を撮る時も同じです。

スライドショーのデータです。
Nikon D300
レンズは35mm F2単焦点
ISOは200固定
すべてAモード(絞り優先モード)
露出補正はプラスマイナスと変更しています
ホワイトバランスも色々と変えています。
すべて撮りっぱなし、フォトショップでの後補正なし。
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by sekigawa88 | 2008-11-24 09:41 | workshop


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