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2018年 01月 26日
写真展「Fの時代 広田尚敬」
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おすすめ写真展

品川のニコンミュージアムで、
企画展「Fの時代 広田尚敬」が開催中です。
2018年3月31日まで。

公式サイト

鉄道写真家の第一人者である、広田尚敬氏。
ニコンFを使って、1961年から1970年ごろに撮影された、
蒸気機関車などのモノクロ写真作品60点以上が展示されています。

迫力あるモノクロプリントだけでなく、
モニター展示も素晴らしい作品でした。
タッチパネルの操作で6つの作品を見ることができて、
その中の、
「S3と電車散歩」というのを是非。
いま現在、氏がニコンS3というフィルムカメラで撮影した作品なのですが、
ぐっとくるものがありました。
電車が好きで好きでたまらない、その周辺のものすべてが愛しい、
そんな気持ちが伝わってくる作品群です。

人にほめられるために撮るのではなくて、
好きな被写体だからこそ、一生懸命撮る。
写真の原点だと再認識いたしました。

品川ニコンミュージアム

〒108-6290
東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟2F

月曜日ー土曜日
10時~18時(最終入館は17時30分まで)
休館日 日曜日、祝日
入館料 無料
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by sekigawa88 | 2018-01-26 21:40 | exhibition
2017年 12月 01日
写真展「アジェのインスピレーション」2017-2018
おすすめ写真展

2017年12月2日から、
恵比寿の東京都写真美術館で、
「アジェのインスピレーション」
が開催されます。

開催期間:2017年12月2日(土)~2018年1月28日(日)

公式サイト

アジェは写真黎明期の作家です。
1857年(安政3年)フランスのボルドーに生まれました。
若い頃は画家をしていて、
写真家として本格的に活動を始めたのは41歳の時でした。

1889年のパリ万国博覧会 エッフェル塔完成を契機に、
古いパリの町はどんどん取り壊されていきました。
そんな時にアジェは、古き良きパリを探して、
写真に記録しまくります。
アジェの写真を見ると、
「古いパリはきれいだね」
という感想を誰もがいだきますが、
実際はそうではなくて、急激な再開発中だったようで、
残すべきパリの光景を探し歩いたそうです。

アジェは「芸術家のための資料」という看板をかかげいて、
モンパルナスの画家たちが、デッサン用にアジェの写真を買いました。
もともとが画家だったので、アジェの写真は構図が抜群によいのです。
パリ市歴史図書館も、アジェの写真を大量に購入しました。

1927年8月4日(昭和2年)70歳で亡くなるまでの約30年間で、
およそ8000枚の写真を残した。
小型カメラがなく、大型の写真機を使っての撮影で
8000枚を撮るのは大変なことでした。

アジェの作品をまとめて見ることができるいい機会だと思います。
ご興味ある方は是非。
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by sekigawa88 | 2017-12-01 19:28 | exhibition
2017年 04月 15日
奈良原一高写真展
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おすすめ写真展

奈良原一高写真展
「華麗なる闇 漆黒の時間(とき)」

品川キャノンギャラリーで
4/24まで(日曜日休館)

http://cweb.canon.jp/newsrelease/2017-02/pr-narahara.html

会場入ってすぐ左側に
「禅」というシリーズがあるので、
これだけでもいいので是非。
この中の2枚、
お坊さんが走っているのがあります。
もし行かれたら、
この2枚だけでも、じっくりと見てみて下さい。

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by sekigawa88 | 2017-04-15 22:34 | exhibition
2017年 03月 20日
ロバート・メイプルソープ写真展 2017
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おすすめ写真展の紹介です。

ロバート・メイプルソープ写真展“MEMENTO MORI”

東京・銀座シャネル・ネクサスホール
2017年3月14日ー4月9日

http://chanelnexushall.jp/

京都・京都国際写真祭
2017年4月15日ー5月14日

http://www.kyotographie.jp/

ロバート・メイプルソープは、
1970-80年代に活躍したアメリカの写真家です。
ゲイカルチャーの徹底した美意識を広めた写真家で、
美しい花、鍛え抜かれた肉体、
黒人と白人の黒白対比を、
極上のモノクロプリントで表現しています。

注:男性器をストレートに撮影した作品展示があります。


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by sekigawa88 | 2017-03-20 11:21 | exhibition
2017年 03月 14日
おすすめ写真展
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恵比寿の東京都写真美術館。
3階で、
夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史

江戸、明治の日本の写真史。
写真展というか、資料展なので、
見るのにとても時間がかかりました。
写真好きというよりも、
江戸明治期が好きな人に向いている展示。
5/7まで

ここの2階では、
山崎博 計画と偶然

月の太い軌跡写真で有名な、
実験写真家の作品展。
ネガ6コマ✕6本、ベタ焼きで、
一つの絵にする手法は、その昔真似したけど、
難しく、フィルム代がもったいないので挫折しました。
5/10まで
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by sekigawa88 | 2017-03-14 21:49 | exhibition
2016年 07月 29日
マーガレット・キャメロン写真展
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三菱一号館で、
マーガレット・キャメロン写真展」を見てきました。
9月19日まで。
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マーガレット・キャメロン(1815 文化12年ー1879 明治12年)は、
写真黎明期のイギリス人写真家です。
1863年(文久2年)48歳の時に、写真機を手にしました。
アジェの30年も前です。

ピクトリズムという絵画主義で、
昔の美術絵画を模倣した写真をたくさん撮り、
産業革命工業国のイギリスでは、
徹底的に批判された人でした。
当時のイギリスは、パリのような芸術主義よりも、
科学主義で、写真とは精密描写で記録性を求められる文化でした。

キャメロンは、人物を撮る時に、
表情(皮膚)にピントをあわせるのではなく、
「人物がきれいに見える状態」でシャッターを切りました。
そのため、ほんわりした表現になったので、
当時のイギリス(写真=科学の集結)では、
「写真を否定するかのような撮り方」
とまで言われました。
同時期、フランスの印象派も、こてんぱんに叩かれたのですが、
キャメロンの写真、印象派、それぞれを評価して、
最初に作品を大量購入したのは新興国のアメリカでした。
フランス写真の開祖アジェも、
最初に評価したのはアメリカ人女性写真家の、
ベレニス・アボットでした。
19世紀のヨーロッパはアートに関して、
とても保守的で、作家の先進性に評論家が追いついていない状態でした。

写真はまだ芸術ではなく、絵画の変わりに精密描写をして記録に残すもの。
そんな時代に、キャメロンはまさに孤軍奮闘して、
自分独自の表現を見つけ出そうとした人です。

注:三菱一号館は、大変冷房がきついので、
カーディガンなど持っていくことをおすすめします。
ショールを貸してもくれます。

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by sekigawa88 | 2016-07-29 21:44 | exhibition
2015年 09月 24日
マーガレット・バーク=ホワイト作品展
おすすめ写真展

六本木ミッドタウン 富士フィルムスクエア
マーガレット・バーク=ホワイト作品展
11/2まで、と会期長いです。

マーガレット・バーク=ホワイトは
1904年ニューヨーク生まれ。
女性初のアメリカ空軍公式フォトグラファーになった人で、
雑誌「ライフ」創刊号の表紙を撮影した人です。
第二次大戦中に世界中を駆け巡り、
多くの写真を「ライフ」誌で発表しました。
写真集などで彼女の写真は知っていたのですが、
富士フィルムスクエアで展示されているプリントは、
大判で迫力があり、なおかつ美しいプリントでした。
六本木に行く用事があれば、是非。
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by sekigawa88 | 2015-09-24 18:50 | exhibition
2015年 05月 03日
新宿エプサイト ILFORD Masters Photo Exhibition展
135年の歴史を持つ写真感材メーカーのイルフォード。
フィルム時代から、現在のインクジェットペーパーまで、
常に高品質のものを作り続けているメーカーです。
そのイルフォード社が認定するイルフォードマスターの
写真展が、現在、新宿エプサイトで開催中です。

5/2は、出展作家の根本タケシ氏のトークイベントがあり、
満席の大盛況でした。
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2015年5月11日まで。
10:30~18:00(最終日は15:00まで)
連休中も営業していますが、日曜日5/3,10は休廊です。

新宿エプサイト・アクセス

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by sekigawa88 | 2015-05-03 23:12 | exhibition
2015年 03月 10日
2015年春 伊藤計一写真展
ホテル椿山荘のロビーフロアで、
写真家・伊藤計一さんの写真展が開催中です。

はなは、くれない SAKURA
2015年2月28日(土)- 3月31日(火)

文京区関口2-10-8(椿山荘/ホテル椿山荘東京 ロビー階)
会期中無休 10:00〜18:00
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モノクロフィルムで撮影プリントされた、
大変美しい桜の写真です。
お近くの方は是非。

また、4/3からは、
ギャラリー冬青でも、写真展が開催されます。

伊藤計一「千年桜の種」
2015年4月3日(金)~4月25日(土)
11:00~19:00
日曜・月曜・祝日 休廊
こちらも楽しみです。

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by sekigawa88 | 2015-03-10 23:30 | exhibition
2015年 02月 04日
「奈良原一高 王国」写真展
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東京国立近代美術館で展示されている、
「奈良原一高 王国」写真展を見てきました。
2015年3月1日まで。

国立近代美術館公式サイト

展示の順路だと、
2階「王国 沈黙の園・壁の中」
3階「人間の土地」
となっていますが、
3階の「人間の土地」を見てから、
2階に降りるほうが制作時代順になります。

「人間の土地」は、1956年(昭和31年)に発表された作品で、
長崎の軍艦島で生活している炭鉱夫などを撮影したものです。

王国は1958年(昭和33年)に発表された作品です。
北海道のトラピスト修道院と、
和歌山県の女性刑務所を撮影したもの。
これらすべてに共通しているのは、
世間と隔絶した世界であるということ。
軍艦島は炭鉱の島なので、
その気になれば、”世間”にいつでも戻ることができます。
でも「王国」の2つは異なります。
トラピスト修道院は、自らの意思で、
世間と決別して、厳しい戒律の世界で生きる男性たちの場所。
そして、女性刑務所は、法を犯したペナルティで、
強制的に世間と隔離されている場所です。
この3つの特殊な世界を、
時に客観的に、時に感情を込めて撮影しています。

奈良原一高は、早稲田大学大学院で美術史を専攻していて、
撮る写真はどれも理論的な構図で大変美しく、
作品によっては、テーマの重さも忘れるほどです。

特殊な場所を撮るということで、
一般の生活をしている我々には関係ないことに感じるかもしれませんが、
日本の写真史に残る作品群ですので、機会あれば是非ご覧下さい。

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by sekigawa88 | 2015-02-04 23:40 | exhibition