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2012年 03月 09日
2012年4月 春撮影ワークショップのお知らせ
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2012年4月に、春をテーマにしたワークショップ(全2回)を行います。
桜だけでなく、他にも春らしい光景を探してみましょう。

日付
a: 2012年4月8日(日曜日) 10:30-12:30(2時間)
b: 2012年4月15日(日曜日) 10:30-12:30(2時間)
(注・雨など悪天の場合は中止になります)
内容は同じです、どちらか1日のみで、両日の参加はできません。

定員になり締め切りました

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by sekigawa88 | 2012-03-09 17:52 | workshop
2012年 03月 07日
構図の基本 その3
構図の基本 その1

構図の基本 その2

これの続きです。
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これはてきとうに作った英文チラシです。
英語やフランス語などは、横書き文化で、
これを見た場合、上から下へ、左から右へ、
単純な視線移動になります。
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これは拙著のサンプル頁です。
日本の書籍には、縦書きと横書きが混在するものが少なくありません。
このようなレイアウトは、日本では珍しくありませんが、
海外ではあまりありません。
どこから読み始めていいのか、横書き文化圏の人々には難しいそうです。
日本人には見慣れたレイアウトですが。

このリンクの絵をご覧下さい。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた、「受胎告知」という作品です。
マリア懐妊を告げる天使が、左からきます。
このように、横書き文化圏では、左から右へ視線移動する作品が多く見られます。
(もちろん例外もたくさんあります)


このリンクの絵をご覧下さい。
室町時代の有名な作品「瓢鯰図(ひょうねんず)」という作品です。
ひょうたんでナマズを押さえる男の絵です。
絵の上には文章があり、これを画賛といいます。
このように古くから日本では、縦書きと横移動構図のものが混在しています。

東洋は理詰めだけで絵を描かずに、感覚などを大切にしてきました。
西洋は、理詰めです。
絵を描く時には、理論に基づいた規則があり、
鑑賞者の視線誘導を常に考えて描きます。
その視線誘導が少ない画家、多い画家など、
個性はありますが、意識しない画家はいません。
対して東洋絵画は、細かいルールが少ないのです。
これは、どちらがいいとか悪いとか、優劣の問題ではありません。

構図で悩んでいる方は、
まずは横書き構図だけを意識してみてはいかがでしょうか。
縦横混在構図(日本人が気軽に撮っている写真の構図)は、
実は難しい表現方法です。
画面の中にたくさんの情報をちりばめる構図は、大変高度な技なので、
最初はシンプルに、左から右への物語だけを考えてみましょう。

注:西洋絵画がすべて左から右ではなくて、例外もたくさんあります。
左から右が現在から未来へ、右から左へが逆光する時間軸・過去の物語など、
色々ですが、キリスト教絵画と、それ以外ではまた異なります。


(つづく)
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by sekigawa88 | 2012-03-07 08:54 | lesson