人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2012年 04月 05日
新宿 epsite 「コーサカ トモ写真展」
おすすめ写真展です。

・新宿 epsite 「コーサカ トモ写真展」

新宿 epsite
4/12まで、(日曜日休館)
会期終了しました。

やさしい光で綴られた日常風景の記録写真ですが、とても重く深いテーマでした。

「次男が生まれて、祖母が亡くなるまでの8年間の家族の記録」

どんどん成長していく子供達、それと同時に老いていく祖母の対比。
祖母の死の後、未来に向かう子供達。
膨大な量の写真があったであろうけど、それらのセレクト、編集、構成も完璧で、
なんかこう、凄まじい写真展でした。
1枚目から最終カットまで、まったくスキがなくて、
大変素晴らしい写真展で、是非におすすめです。
:->

# by sekigawa88 | 2012-04-05 09:53 | exhibition
2012年 03月 09日
2012年4月 春撮影ワークショップのお知らせ
2012年4月 春撮影ワークショップのお知らせ_f0168968_925229.jpg

2012年4月に、春をテーマにしたワークショップ(全2回)を行います。
桜だけでなく、他にも春らしい光景を探してみましょう。

日付
a: 2012年4月8日(日曜日) 10:30-12:30(2時間)
b: 2012年4月15日(日曜日) 10:30-12:30(2時間)
(注・雨など悪天の場合は中止になります)
内容は同じです、どちらか1日のみで、両日の参加はできません。

定員になり締め切りました

More 続きを読む

# by sekigawa88 | 2012-03-09 17:52 | workshop
2012年 03月 07日
構図の基本 その3
構図の基本 その1

構図の基本 その2

これの続きです。
構図の基本 その3_f0168968_17522481.jpg

これはてきとうに作った英文チラシです。
英語やフランス語などは、横書き文化で、
これを見た場合、上から下へ、左から右へ、
単純な視線移動になります。
構図の基本 その3_f0168968_17533746.jpg

これは拙著のサンプル頁です。
日本の書籍には、縦書きと横書きが混在するものが少なくありません。
このようなレイアウトは、日本では珍しくありませんが、
海外ではあまりありません。
どこから読み始めていいのか、横書き文化圏の人々には難しいそうです。
日本人には見慣れたレイアウトですが。

このリンクの絵をご覧下さい。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた、「受胎告知」という作品です。
マリア懐妊を告げる天使が、左からきます。
このように、横書き文化圏では、左から右へ視線移動する作品が多く見られます。
(もちろん例外もたくさんあります)


このリンクの絵をご覧下さい。
室町時代の有名な作品「瓢鯰図(ひょうねんず)」という作品です。
ひょうたんでナマズを押さえる男の絵です。
絵の上には文章があり、これを画賛といいます。
このように古くから日本では、縦書きと横移動構図のものが混在しています。

東洋は理詰めだけで絵を描かずに、感覚などを大切にしてきました。
西洋は、理詰めです。
絵を描く時には、理論に基づいた規則があり、
鑑賞者の視線誘導を常に考えて描きます。
その視線誘導が少ない画家、多い画家など、
個性はありますが、意識しない画家はいません。
対して東洋絵画は、細かいルールが少ないのです。
これは、どちらがいいとか悪いとか、優劣の問題ではありません。

構図で悩んでいる方は、
まずは横書き構図だけを意識してみてはいかがでしょうか。
縦横混在構図(日本人が気軽に撮っている写真の構図)は、
実は難しい表現方法です。
画面の中にたくさんの情報をちりばめる構図は、大変高度な技なので、
最初はシンプルに、左から右への物語だけを考えてみましょう。

注:西洋絵画がすべて左から右ではなくて、例外もたくさんあります。
左から右が現在から未来へ、右から左へが逆光する時間軸・過去の物語など、
色々ですが、キリスト教絵画と、それ以外ではまた異なります。


(つづく)

# by sekigawa88 | 2012-03-07 08:54 | lesson
2012年 02月 27日
カメラの重量について
カメラ機材を買い換える場合、
色々なことを考えます。
予算、目的、性能、そして重量。


たとえば自宅でしか使わない場合は、
カメラの重さはあまり考えなくてもいいでしょう。
でも旅行や町のお散歩スナップを撮る場合は、重量は大きなポイントです。

カメラの体感重量は個人差があります。
友人がすすめる機材が、たとえ高性能だとしても、
持ち運べる重量なのかを検討してみましょう。
撮影している時と運んでいる時では、体感重量は異なります。
(撮影終了後の満員電車では、カメラは特に重く感じたりしますね)
カメラの重量について_f0168968_1317016.jpg

キヤノンを例に、ボディとレンズの組み合わせ表を作ってみました。

キスデジ・レンズキット675グラムで慣れていた人が、
7Dのレンズキットになると、1275gになります。
今まで持っていたカメラを2台分持ち歩くようなものです。


「キスデジX2を使っていますが、買いかえたく、何がおすすめですか」
という質問をここのところ続けていただきました。
「重いカメラを運ぶガッツがあるのなら、60Dか7D。
 そうでなければキスデジX4、動画も撮るならX5」
とお答えしています。
もちろん色々な意見があるかと思いますが、
質問された方が、
・電車移動が多い
・女性
だったので、そうお答えしました。
特に今、自分自身が腱鞘炎で手首いためているために、重量に敏感なので(笑)

買う予定のカメラとレンズの重量は、メーカーのサイトでわかります。
その合計重量のお米を量って、鞄に入れて近所を散歩してみるといいかもしれませんね。

もちろん重さだけがカメラ選びの基準ではありません。
重さは二の次、連射性能を最重視、オートフォーカスの速さを求める、
という方は、また別の検討項目があります。
機材選びでは、どこかを妥協する必要がありますね。

:->

# by sekigawa88 | 2012-02-27 13:11
2012年 01月 17日
2012年2月 全3回構図ワークショップ募集
2012年2月に、デジタル一眼レフカメラのワークショップを、
全3回・構図の話を中心に行います。
(ミラーレス一眼でも参加可能です)

定員になり締め切りました。

More 続きを読む

# by sekigawa88 | 2012-01-17 22:37 | workshop