2009年 11月 23日
メールでいただいたご質問です。 「銀杏を撮影したけれど見た目のように黄色くならず白っぽくなりました。 見た目通りに写すにはどうしたらよいでしょうか?」 撮影された写真を拝見していませんし、撮影条件などもわからないのですが、 こんな感じでしょうか。 ![]() ![]() これにすると、ホワイトバランスの設定が自動的にオートになります。 ホワイトバランスオートで、黄色いものを撮影すると、 それが黄色かぶりしていると判断して、黄色をとりのぞくように設定されることがあります。 それは機種や被写体などの条件でかわるので、いつもそうなるわけではありませんが。 また、画面全体をまんべんなく写るように、明るさを調整します。 その時に、銀杏の葉が明るく写りすぎることがあります。 これも機種や撮影条件でかわるので、毎回そうなるわけではありません。 さて、対策としては、撮影モードを、 Pにしてみて下さい(2のモードの中のP)。 これらにすると、ホワイトバランスを任意に設定できます。 AUTOにしていると、多くの機種でホワイトバランスの設定変更ができません。 ![]() この場合は、晴天に設定したほうが、見た目に近いイメージになりました。 オートで撮影したカットは、黄色を取り除くように青方向に補正しています。 歩道のアスファルトがオートのほうが、青くなっているのでわかると思います。 ![]() 明るくなりすぎていのたですから、少し暗く写るようにします。 露出補正を、マイナス0.7、マイナス1.0と変更してみました。 ![]() ホワイトバランス晴天 露出補正マイナス1.0 で撮影したものです。 Nikon D3000 レンズキット jpg撮影 後補正なし。 一番上のAUTOで撮ったカットに比べて、歩道の部分が暗くなっています。 でも、撮りたいのは銀杏であって、歩道ではないので、これぐらい暗いほうが、 夕方のイメージに近いでしょう。 晴れ、曇り、朝、昼、夕方、順光、逆光、構図(画面の中にしめる黄色い部分の比率)、 そしてカメラの機種、色々な条件で変わります。 見た目通りに撮れていないなと思ったら、 ホワイトバランスを、晴天とオートで撮り比べる、 露出補正を、プラスにしたりマイナスにしたり、 色々と試してみて下さい。 :->
by sekigawa88
| 2009-11-23 09:43
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