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2011年 01月 12日
写真データーのバックアップ方法
今まで、なーんにもしてこなかった、そこのあなた。
今年こそ写真データのバックアップをしましょう。

注・この記事は、デジタルカメラ撮影画像をPC本体に貯めっぱなしの人向けのものです。
すでに何かしらの方法でバックアップを取られている方はスルーして下さい。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21385517.jpg

「パソコンが壊れました、今まで撮り貯めた写真が消えてしまいました」
こんなことをたまに耳にします。
そうなる前に、写真データをバックアップしましょう。
一番簡単な方法は、外付けハードディスク(以下HD)にコピーすることです。
上の写真の外付けHDは、わずか180gで、持ち運びも簡単です。
コンセントも不要で、USBでPC本体につなぐだけで電源も供給されます。
このような機種はどんどん安くなっていて、500ギガのものでも6~7千円ぐらいで購入できます。
本当は撮影したその日のうちにどんどんコピーしておくとよいのですが、
せめて1週間に1回、それも無理なら、、1ヶ月に1回はバックアップしましょう。

以下は、バックアップの方法の一つです、ご参考までに。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21392591.jpg

写真のバックアップソフトの類は使いません、手動です。
何かしらのアプリケーション任せのバックアップは、
PCを買い換えたりOSが変更した時に使えなくなる場合があります。
(もちろん管理アプリに詳しい人は問題ありません)
何もしてこなかった人に簡単な方法を紹介します。
・外付けHDの中にフォルダを作ります。
「2011写真総合」とか「2011photos」でも何でも。
・その中に、
1101
1102
1103
 〜
1112
と12ヶ月分のフォルダを作ります(上の図参照)。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21394940.jpg

・この月のフォルダ内に、撮影したデータをバックアップコピーしていきます。
撮影した写真の分類は、上のように日付で行います。
先頭に2011-01-11と日付を入力して、その後に中身がわかる文字を入れます。
この日付以外の文字情報を多く記入しておくと、後々に検索する時に楽です。

色々と試しましたが、日付別の分類が一番楽だと思います。
日付ではなくテーマでの分類、「旅行」「料理」「散歩」などとわける方法もありますが、
これはたまるとかなり面倒になります。
そもそもそのようなことができる方は、今頃こんな記事読んでいないと思います(笑)

このような作業をこれから毎回してみて下さい。
過去の写真フォルダから全部しようとは思わないこと。
今年の撮影分からでいいです。
(慣れてきて気が向いたら、過去のフォルダも作業してみましょう)

続けるコツは、完璧を目指さないこと。
「未整理フォルダ」「不明フォルダ」というのも一つ作っておくといいでしょう。
大切なことは分類ではなく、PC本体にある写真をすべてコピーしておくことです。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21403567.jpg

カメラからPCに撮影データをコピーする時、カメラ付属ソフトなどを使わないほうがいい場合があります。
付属ソフトは、PC内の深い階層に専用フォルダを作って貯めこんだりするので、
のちのちのファイル操作がしづらくなるものがあります。
さらに転送直後に、カメラ側の画像を自動で消したりして、そのトラブルもあります。
外付けHDにバックアップコピーする場合は、画像取り込みも手動で行いましょう。
自分で決めた場所に保存すれば、後で探すこともないでしょう。
(付属ソフトの操作管理に熟知している方は、問題ありません。
 この付属ソフトでPCにコピーして、実際のフォルダ場所を見つけられない人が多いので)
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21404925.jpg

これはニコンの転送ソフトです。
環境設定の中に、
「デバイス接続時に自動的に起動する」という項目があるので、
このチェックを外しておきます。
そうすれば、手動でコピーできます。
(各メーカーの取り込み管理アプリケーションの設定は、自力で探して下さい。
たいてい環境設定というとこにあります)


以上のようにして、PC本体に写真を貯めこむ習慣をなくしましょう。
「なんか面倒で」「なんだかさっぱりわからない」
という方が意外と多いのに驚きました。
ポータブルの外付けHDを買う、ここから始めましょう。
たった7000円ぐらいです。
旅行の写真が全部とんだら、お金にかえられませんよ。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_2141924.jpg

大量の写真データがある方は、外付けHDも大きなものがいいでしょう。
持ち運び型よりも据え置き型のが、安くて大容量です。
電源があるタイプは冷却ファンがあるものもあります(煩いけどね)。
1テラのものも、安いものは1万円切るようになりました。
2テラのものもあります。
どれぐらいの容量を使うかは、自分の画像データと相談してみましょう。
ただし、2テラのHD1台だけに5年分のデータを入れて、
それが壊れたら他はなし、というのは避けましょう。
リスク回避のため、あえて500ギガ4台という方もいます。
これは自己判断で。

ハードディスクはいつか必ず壊れます。
あくまでも目安ですが、耐久使用時間というのがあります。
例えば、連続で1万時間稼働したら壊れるとか(←適当な数字ですよ)。
なので、いつもつけっぱなしではなくて、必要な時だけ電源を入れるようにします。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21413574.jpg

バックアップに完璧を求めるのなら、外付けHDは2台以上必要です。
1台にコピーしただけでは、それがクラッシュした時に終わりだからです。
写真データーのバックアップ方法_f0168968_21415579.jpg

これは2台の外付けHDをつないだ画面です。
1.はPC本体内蔵のHDです。
これはいっぱいにしないで空き容量を多くとりましょう。
ここがいっぱいになると、PC処理速度が遅くなる場合があります。
2と3が外付けHDです、これに同じ画像をコピーしていけばより安心です。
外付けHDは、それぞれに名前をつけておくと、どれだかわかりやすくなります。

注1・この外付けHD2台を仮想的に1台にするRAIDという方法もあります。
業務現場では多く使われます(僕も使っています)。
高額であること、場所をとること、トラブルがおきた時が面倒なこと、
などの理由で今回は紹介しません。
興味ある方は自分で調べて下さい。

注2・この記事は2011年1月のものです。
今後、もっと画期的な技術の製品が発売されるかもしれません。
バックアップに関しては色々な方法や考え方があります。
上記の方法に対して異論がある方は、その方法で構いません。
この記事は、'丸腰上等トラブルどんと来い、実際に起こると泣いちゃう星人'のためのものです。

注3・この記事の方法でバックアップをとって、トラブルがおきても、一切責任はとりません。
自己責任でお願いします。

注4・バックアップに関しては神経質になりすぎないように。
全部なくなったらなくなってで、
またゼロから傑作写真撮りまくってやるぜ、
ぐらいのガッツでのぞみましょう。

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by sekigawa88 | 2011-01-12 21:42 | lesson


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