2011年 01月 12日
今まで、なーんにもしてこなかった、そこのあなた。 今年こそ写真データのバックアップをしましょう。 注・この記事は、デジタルカメラ撮影画像をPC本体に貯めっぱなしの人向けのものです。 すでに何かしらの方法でバックアップを取られている方はスルーして下さい。 「パソコンが壊れました、今まで撮り貯めた写真が消えてしまいました」 こんなことをたまに耳にします。 そうなる前に、写真データをバックアップしましょう。 一番簡単な方法は、外付けハードディスク(以下HD)にコピーすることです。 上の写真の外付けHDは、わずか180gで、持ち運びも簡単です。 コンセントも不要で、USBでPC本体につなぐだけで電源も供給されます。 このような機種はどんどん安くなっていて、500ギガのものでも6~7千円ぐらいで購入できます。 本当は撮影したその日のうちにどんどんコピーしておくとよいのですが、 せめて1週間に1回、それも無理なら、、1ヶ月に1回はバックアップしましょう。 以下は、バックアップの方法の一つです、ご参考までに。 写真のバックアップソフトの類は使いません、手動です。 何かしらのアプリケーション任せのバックアップは、 PCを買い換えたりOSが変更した時に使えなくなる場合があります。 (もちろん管理アプリに詳しい人は問題ありません) 何もしてこなかった人に簡単な方法を紹介します。 ・外付けHDの中にフォルダを作ります。 「2011写真総合」とか「2011photos」でも何でも。 ・その中に、 1101 1102 1103 〜 1112 と12ヶ月分のフォルダを作ります(上の図参照)。 ・この月のフォルダ内に、撮影したデータをバックアップコピーしていきます。 撮影した写真の分類は、上のように日付で行います。 先頭に2011-01-11と日付を入力して、その後に中身がわかる文字を入れます。 この日付以外の文字情報を多く記入しておくと、後々に検索する時に楽です。 色々と試しましたが、日付別の分類が一番楽だと思います。 日付ではなくテーマでの分類、「旅行」「料理」「散歩」などとわける方法もありますが、 これはたまるとかなり面倒になります。 そもそもそのようなことができる方は、今頃こんな記事読んでいないと思います(笑) このような作業をこれから毎回してみて下さい。 過去の写真フォルダから全部しようとは思わないこと。 今年の撮影分からでいいです。 (慣れてきて気が向いたら、過去のフォルダも作業してみましょう) 続けるコツは、完璧を目指さないこと。 「未整理フォルダ」「不明フォルダ」というのも一つ作っておくといいでしょう。 大切なことは分類ではなく、PC本体にある写真をすべてコピーしておくことです。 カメラからPCに撮影データをコピーする時、カメラ付属ソフトなどを使わないほうがいい場合があります。 付属ソフトは、PC内の深い階層に専用フォルダを作って貯めこんだりするので、 のちのちのファイル操作がしづらくなるものがあります。 さらに転送直後に、カメラ側の画像を自動で消したりして、そのトラブルもあります。 外付けHDにバックアップコピーする場合は、画像取り込みも手動で行いましょう。 自分で決めた場所に保存すれば、後で探すこともないでしょう。 (付属ソフトの操作管理に熟知している方は、問題ありません。 この付属ソフトでPCにコピーして、実際のフォルダ場所を見つけられない人が多いので) これはニコンの転送ソフトです。 環境設定の中に、 「デバイス接続時に自動的に起動する」という項目があるので、 このチェックを外しておきます。 そうすれば、手動でコピーできます。 (各メーカーの取り込み管理アプリケーションの設定は、自力で探して下さい。 たいてい環境設定というとこにあります) 以上のようにして、PC本体に写真を貯めこむ習慣をなくしましょう。 「なんか面倒で」「なんだかさっぱりわからない」 という方が意外と多いのに驚きました。 ポータブルの外付けHDを買う、ここから始めましょう。 たった7000円ぐらいです。 旅行の写真が全部とんだら、お金にかえられませんよ。 大量の写真データがある方は、外付けHDも大きなものがいいでしょう。 持ち運び型よりも据え置き型のが、安くて大容量です。 電源があるタイプは冷却ファンがあるものもあります(煩いけどね)。 1テラのものも、安いものは1万円切るようになりました。 2テラのものもあります。 どれぐらいの容量を使うかは、自分の画像データと相談してみましょう。 ただし、2テラのHD1台だけに5年分のデータを入れて、 それが壊れたら他はなし、というのは避けましょう。 リスク回避のため、あえて500ギガ4台という方もいます。 これは自己判断で。 ハードディスクはいつか必ず壊れます。 あくまでも目安ですが、耐久使用時間というのがあります。 例えば、連続で1万時間稼働したら壊れるとか(←適当な数字ですよ)。 なので、いつもつけっぱなしではなくて、必要な時だけ電源を入れるようにします。 バックアップに完璧を求めるのなら、外付けHDは2台以上必要です。 1台にコピーしただけでは、それがクラッシュした時に終わりだからです。 これは2台の外付けHDをつないだ画面です。 1.はPC本体内蔵のHDです。 これはいっぱいにしないで空き容量を多くとりましょう。 ここがいっぱいになると、PC処理速度が遅くなる場合があります。 2と3が外付けHDです、これに同じ画像をコピーしていけばより安心です。 外付けHDは、それぞれに名前をつけておくと、どれだかわかりやすくなります。 注1・この外付けHD2台を仮想的に1台にするRAIDという方法もあります。 業務現場では多く使われます(僕も使っています)。 高額であること、場所をとること、トラブルがおきた時が面倒なこと、 などの理由で今回は紹介しません。 興味ある方は自分で調べて下さい。 注2・この記事は2011年1月のものです。 今後、もっと画期的な技術の製品が発売されるかもしれません。 バックアップに関しては色々な方法や考え方があります。 上記の方法に対して異論がある方は、その方法で構いません。 この記事は、'丸腰上等トラブルどんと来い、実際に起こると泣いちゃう星人'のためのものです。 注3・この記事の方法でバックアップをとって、トラブルがおきても、一切責任はとりません。 自己責任でお願いします。 注4・バックアップに関しては神経質になりすぎないように。 全部なくなったらなくなってで、 またゼロから傑作写真撮りまくってやるぜ、 ぐらいのガッツでのぞみましょう。 :->
by sekigawa88
| 2011-01-12 21:42
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